昨日は暑かったです。
時どき日差しがあった所為か、薪割をしていてもたちまち汗が噴出すし、背中や首がジリジリと焼かれるようでした。
夜遅くには、ちょっとだけ星空も垣間見れました。
気持ちの良い七夕でした。
さて、厚さが市販の絆創膏の10万分の1という、超薄膜で肺などの軟らかい組織を接着できる手術用「ナノばんそうこう」を早稲田大、防衛医大などのグループが開発したそうです。
カニと昆布から抽出した2種類の糖類、というものを使った物だそうです。
それぞれの糖類を、ほぼ1分子分にあたる数ナノメートル(ナノは10億分の1)の厚さに交互に積み重ね、約40層の薄膜シートで作った絆創膏で、2種類の糖類は電気的に引き合う性質があるので頑丈で、厚さ75ナノメートルと超薄膜で、組織にぴったりとくっつくため、強い接着力が得られるのだそうです。
従来の手術で使われる、血液成分を使った生体のりでは、治療部分に癒着が起きやすい欠点があったが、傷口に密着するナノばんそうこうで癒着はおきないそうです。
私も昔、手の筋を切ってしまい手術をしたのですが、癒着がおき、指が変形したままになっています。
このナノ絆創膏があったら、後遺症は残っていなかったのかもしれませんね。
時どき怪我したときの事を夢に見たり、昨日の七夕のような機会に、元通りになりますように、と夜空に願ったりすることがあります。
新しい医療技術が、私のように苦しむ人を確実に減らしていくことでしょう。
ちなみに、昨日の七夕の願いは、
「宝くじが当たりますように」
でした。

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