今年は世界天文年、と言うことも関係あるのでしょうか?
最近宇宙に関係した話題やニュースを多く聞くような気がします。
宇宙空間で太陽光エネルギーを利用して発電し、その電力を地球で使うことができたら、ほとんど無尽蔵のエネルギーになるのではないでしょうか?
必要となる技術の開発が動き出します。
政府は年内に電力を電波に変換し、長い距離を電送する実験に着手することを発表しました。
実験に参加する企業を公募し、来月にも選定する計画だそうです。
宇宙太陽光発電は昼夜や天候に関係なく常に発電が可能なため、政府は新しいエネルギー源として2030年の商用化を目指しています。
経済産業省と文部科学省所管の独立行政法人、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が中心となって取り組むもので、宇宙空間で発電した電力を地球に送る技術を開発していきます。
具体的には電力を電波の一種であるマイクロ波に変換し、一定の距離を飛ばし、それを受信して再び電力に変換するというもの。
実験には電機や重電などの企業の参加を想定していといいます。
なんだかガンダムとかとかアイザック・アシモフとかの世界が現実に近づいてきているような感じを受けます。
地球の周囲に巨大な太陽光パネルがずらりと並びきらめいている姿。
その場所はおそらく、周りの惑星や衛星の重力の影響をうけない、ラグランジェポイントに建設されるのでしょうか。
実際の変換効率だとか運用コストだとかがどのようになるのかはわかりませんが、枯渇エネルギーに頼る時代はあと20年少々のことなのかもしれませんね。